WELLNESS HAMLET TYPOGRAPHIE/書体について

WELLNESS HAMLET
TYPOGRAPHIE/書体
について

Ecology & Humanism
―エコロジー &ヒューマニズム―

フランスの印刷業者であり、ルネッサンス最盛期のヒューマニスト、ジョフロワ・トリー(1948-1533)(1530年頃フランツ1世から「王への印刷業者」に任命)と彼の著書でアルファベットの美的字体について論じた『万華園』(1529)へのオマージュとして、アーティスト=カンタ・デロシュが描いた新しいフォントによる「WELLNESS HAMLET」。

人間らしいプロポーションを元に制作された字体を再解釈し、よりモダンで洗練されたラインを取り入れ、『トリー』と命名したフォントは、「鳥」にも通ずる、軽やかさを感じさせる字体となりました。

字体のごとく、飛び立つ鳥のように自由に、人間vs自然の対立ではなく、ヒトを中心としたヒューマニズムの考え方と、自然に魂が宿る日本的な感性を合わせ持つ共同体としての「WELLNESS HAMLET」。季節ごとに現れる美しさを心から味わい、フレッシュな感性を育み、心躍る毎日を分かち合い、新たな価値を生み出すために。